佐野ラーメンってご存知ですか。栃木県佐野市を中心に食されているご当地ラーメンです。あっさりとした醤油ベースのスープと、青竹打ちによるコシの強さともちもち感があるちじれ平麺が特徴です。以前は地元食として食されていたものでしたが、町おこしのためのご当地グルメとして全国に知れ渡ることになりました。B級グルメと言われることもありますが、個人的にはもう少し知れわたった存在だと思っています。地元ではおじいちゃん、おばあちゃんも食べに行くくらいの郷土食みたいなものなのです。
佐野ラーメンの神髄は、スープと手打ち麺。大げさにいえばスープと麺だけでも勝負できるくらいにこの2つには手間暇かけています。手打ちの麺は青竹を使い打っていきます。店によっては青竹に片足を乗せ、体重をかけ麺を打つような店もあります。手打ちのため、麺の太さ、厚さなどにむらがありますが、それも佐野ラーメンの特徴で、ばらつきがある食感と、そのちじれ麺がスープとからみやすくなっています。青竹打ちの自家製麺を作っているところの多くは、店先に製麺場があり、だいたいガラス張りになっていたりしているので、製麺の様子を見ることができます。
スープは、あっさり醤油ベースの味ですが、通常の醤油ラーメンより透明度が高く、器の底が見えるくらいの透明度です。しかし見た目とは違い、そのスープはしっかりとコクと塩気があります。トッピングはメンマ、チャーシュー、きざみネギが定番で、どの店でも同じような形のものが多いのですが、最近はショウガや辛味噌などのトッピングを用意する店も出てきて差別化も現れてきているようです。佐野に立ちよる事があった場合には、是非佐野ラーメンを食してみてください。